育児・知育

子供の運動神経をよくしたい!効果的な時期と動作

子供の運動神経っていつ決まるの?遺伝はあるの?

子供に運動のできる子になってほしいと願う親御さんは多いと思います。

「両親が二人とも運動が苦手」、「体育の時間がいつも苦痛だった」

そういう方はなおさら、子供には運動を好きになってほしい、自信が持てるくらいに得意になってほしい、そう強く思うのではないでしょうか

 

運動神経は遺伝しないってホント?

実は運動神経に遺伝は関係ないといわれています

そういわれても、スポーツ選手の親にはやはりスポーツ選手が多かったりするのもまた事実ですよね

ですがこれは遺伝のおかげ、ではなく、「環境」が大きく関係しているのです

親が日常的にスポーツをしていると、自然と子供も小さいうちからスポーツをするような環境にいるわけです

ですから、運動神経、つまり運動能力を高めるためには小さいころからの運動体験が必要不可欠ということです

ということは、両親が運動が苦手でも、子供は運動が得意になる可能性はじゅうぶんにあるのです

 

運動能力は『8歳』までがとても大切

ゴールデンエイジに | agilista

宮下充正発表(現・東大名誉教授)

こちらのグラフのように、動作の習得のピークは8歳頃、と早い時期にきています。

人間が体を動かすことができるのは、成長とともに神経細胞同士のつながり(シナプス)が発達し、情報の伝達回路ができるからです

これは赤ちゃんの頃はまだ未発達なのですが、その後の発達はとても早く、5~6歳で80%、12歳までに100%に達します

この5歳から12歳の時期のことを『ゴールデンエイジ』と呼びます

大人が何度も繰り返さなければ習得できないような動きも、このゴールデンエイジの時期ならほんの数回やれば上達するなど、運動能力を高めるためには非常に大切な時期なのです

さらに8歳が動作の習得のピークなので、まずは8歳までの時期を、ぜひ有効に過ごしたいですね

 

では、8歳までの時期にどんなことをするのがいいのでしょうか

 

大切なのは「経験」

一番効果的なのが、「いろいろな動きを経験」して、情報の伝達回路をたくさん増やすことです

この情報の伝達回路を増やすことによって、さまざまな運動の場面で、思った動きができるというしくみになっています

そのため、遊びや運動を通して、いろいろな動作をすることがたいせつです

 

ですが、現代は昔と比べても、これらを自然に学べるような環境は失われてきています

昔は遊びというと、外でみんなで缶蹴りや鬼ごっこをするのが日常的でしたが、今ではそういった遊びはほとんど見られません

それどころか、公園の遊具も安全などの観点から次々と撤去され、人も少なくがらんとしているような場所も少なくありません

そしてテレビゲームやスマホゲームの発達から、さらに子供たちの運動する機会は減少傾向にあるのが明らかです

 

だからと言って、早くから運動教室などに通ったりする必要はありません

さまざまな動きを、遊びをとおしてすればいいのです

 

幼児期の運動遊びで体力・運動能力向上+基本動作の習得を! | 子育て&教育ひと言コラム | 伸芽'Sクラブ - 受験対応型託児所 -

文部科学省:幼児期運動指針ガイドブック~毎日、楽しく体を動かすために~

 

これらの動きを意識的に取り入れた遊びをしましょう

まだボールを投げたりとったりできない年齢でも、ボールを触って大きさや形、感触を感じることは、大切な経験として、脳に蓄積されます

まずは外に出て、公園などでいろいろな運動遊びを楽しんでください

 

ボール遊びをする子供の写真(画像)|フリー素材「ぱくたそ」